top of page

​安全計画

はじめに

安全があってこそより良い支援ができます。

こどもたちの安全を守ることは何より大事なことです。令和4年改正児童福祉法においては、都道府県等が条例で定めることとされている児童福祉施設等の運営に関する基準のうち「児童の安全の確保」に関するものについては国が定める基準(省令)に従わなければならないこととする改正が行われました。これに伴い、障がい児通所支援においても、令和5年4月1日より、安全に関することが努力義務とされ、令和6年4月1日からは義務化されています。このような状況を踏まえて国のガイドラインに従い本事業所でも安全計画やマニュアルの作成を含む事故防止のための安全対策を講じる上で参考となる基本的な内容をまとめ、保護者様へ周知していくためにHPに公開させて頂いておりますので、一読頂けますよう、宜しくお願いいたします。
 

4月
5月
6月
7月
8月
8月
9月
9月
委員会・研修・訓練
安全計画研修
業務継続計画
衛生管理等感染症予防・まん延防止
非常災害対策避難訓練(事業所毎)
消火訓練(事業所毎)
水害訓練(事業所毎)
衛生管理等感染症予防・まん延防止
身体拘束研修
委員会
全職員
訓練
10月
11月
12月
12月
1月
2月
3月
3月
ハラスメント研修、個人情報取扱い研修
衛生管理等感染症予防・まん延防止
衛生管理等感染症予防・まん延防止
非常災害対策避難訓練(事業所毎)
消火訓練(事業所毎)
虐待防止研修
衛生管理等感染症予防・まん延防止
研修1年間振り返り・マニュアル資料見直し

カラフルハウス事業所安全チェックシートを実施する。

○天井から吊り下げられている照明器具等は補強されていますか。
○棚や戸棚においてあるものは落下されないように工夫されていますか。
○落下の危険があるものを高い所においてませんか。
○飛散防止フィルム貼り付けによる窓ガラス破損自の危険予防を講じてますか。
○避難経路に避難の妨げとなるものを置いていませんか。
○ガスの供給元栓の場所を把握していますか。
○ガスの感震自動遮断装置は作動しますか。
○薬品、可熱性危険物は火気がなく落下の期間のない場所にほかんしていますか。
○プロパンガスボンベは、店頭しないように固定していますか。
○地下や屋外に設置している水(油)タンク等は点検していますか。
○(食料の備蓄)利用児童と職員を含め3日分以上の食料が備蓄されていますか。
○火や水がなくても食べられるものや、消火しやすい食糧を準備していますか。
​○備蓄物資は地べた以外で保管されていますか。

○職員間で連絡が取れるよう、緊急連絡網を作成していますか。
○施設外の関係者の緊急連絡先一覧を作成していますか。
○電話等通常の連絡手段が使えない場合の緊急時の連絡方法を検討してありますか。
○災害発生時の総括責任者及びその代行者を定めていますか。
○各職員の役割分担が定められていますか。
○各職員が地震の役割分担を理解していますか。
○職員が小数時に対応できるような体制や、職員参集基準を整備していますか。
○救護が必要な利用児をまとめた一覧を作成していますか。
○作成した一覧は、同時に被災しないと考えられる数か所に保管していますか。
○データを常に更新し、バックパップを行っていますか。
○災害の種類や規模に応じた避難場所等を配置していますか。
○避難経路は複数設定していますか。
○地盤、地形などの立地条件の確認と起こりうる災害予測はできていますか。
○ライフラインの確保がされていますか。
○水洗便所が使用できなくなった場合の対応は検討されていますか。
○灯油等の燃料を確保していますか。
○自家発電装備等の緊急時の電力の確保が出来ていますか。
○夜間に被災し、且つ停電になった場合の照明は確保されていますか。
○耐震診断は受診していますか。
○震災性能がない場合、建物等耐震補強工事を実施していますか。
○門柱ブロック堀等の耐震性を確保していますか。
○屋根から瓦等が落下しやすくなっていませんか。
○消火器の設置場所と有効期限は確認していますか。
○自動火災報知設備の消火用設置の点検・更新をしていますか。
○配管類の切断、抜け落ち防止対策が講じられていますか。
○重要設備のかさ上げ工事や防水対策が講じられていますか。
○排水溝のごみ、泥を除き、排水を点検していますか。
○煙突やアンテナを針金で補強する等の転倒防止策が講じられていますか。
○屋根瓦、雨戸等を点検、補修していますか。
○鉢植え、物干し等飛散するものが置いてありませんか。
○大きな枝が折れないよに樹木の剪定をしていますか。
○火気を使用する長期器具等はしっかりと固定されていますか。
○大きな家具、電化製品等は金具等で固定されていますか。
​○河川の氾濫前に避難できるよう検討していますか。
○施設の状況、立地条件や施設周辺の環境、被害状況、外部からの情報等をもとに、統括責任者に報告していますか。
○利用児童への避難誘導連絡と、安全指導班への避難手順支持をしていますか。
○避難誘導後に点呼し、統括責任者に報告していますか。
○警報等が解除される等安全が確保されたのち、あらかじめ定められた場所と方法で利用等の引き渡しを行っていますか。
○利用児童等を最上階に移動できるようになっていますか。
○給水、供給電等のライフラインや給食井等の設備に支障がないか点検していますか。
○ガラスの破損、備品の転倒、タンクの水漏れ等を点検していますか。
○利用児童等の家族等が被災を免れている場合は、状況を説明し事業所が使用不能な場合は家族等に引き渡し出来る体制にしていますか。
​○利用児童等の家族等も同時に被災し、預かりが困難な場合は他の福祉事業所等で受け入れるように手配されていますか。
○緊急の備蓄や生活用品が水没しないよう対処していますか。
○土砂崩れや雪崩等の二次災害の危険が無いか確認していますか。
○危険な箇所を発見した場合は、電力会社または電気工事事業者の判断を得ていますか。
○看板、鉢植え、物干し竿等、店頭すると危険なものはあらかじめ倒すか、撤去していますか。
○避難の要否を判断していますか。
○施設内での待機する場合、消防署等にその旨を連絡していますか。
水害○運動靴をはかせていますか。
○ガードした、崖下、堤防、橋等の危険な箇所を避けていますか。
○冠水した場合は、先頭の人は傘や棒などの長いもので足下を確認しながら避難していますか。
雪害○屋根雪が落ちる恐れがあるので、建物の近くを歩かないようにしていますか。

○先頭の人は傘や棒等の長いもので足下を確認しながら避難するとともに、足元を踏み固めて後続を歩きやすくしていますか。
○視界が悪くなるので、障害物や車に注意していますか。
○緊急時の備蓄や生活用品が水没しないよう対処していますか。
○送迎中に被災した場合の避難場所等や避難経路を検討していますか。
○避難場所や避難経路をまとめたマップを作成していますか。
○避難経路は定期的にチェックしていますか。
○避難に必要な車両は確保されていますか。
○利用児童それぞれの特性に応じた避難手段を確保していますか(絵カード等)
○避難する方法(徒歩・車いす)が職員にわかりやすいようになっていますか。
○避難時に使用するものを準備し、すぐに持ち出せるようになっていますか。
○作成した救護用利用児童一覧表等はいつでも持ち出せるようになっていますか。
○様々な災害、事態を想定した訓練を実施していますか。
○地域住民の協力を得る形での訓練を実施していますか。
○各職員が訓練や研修によって防災知識の向上等に取り組んでいますか。
○地域で実施する防災訓練等に積極的に参加していますか。
○災害時に協力要請ができるように日頃から近隣のボランティアや自主防災組織へ、相談してますか。
​○地域の行事に積極的に参加し、防災に関する情報交換等をしていますか。
○火元の点検とガスの元栓の閉鎖(電気器具やライターの使用中止指示を含む)をしていますか。
○火災発生時の消火作業、消防署への連絡、避難指示をしていますか。
○扉が閉まらないように近くに物を挟み込んでいますか。
○建物の崩壊等の危険を発見したら、周囲に知らせていますか。
○倒れやすくなっているもの、落下しやすくなっているものは応急措置していますか。
○危険個所にはロープを張って立ち入り禁止としていますか。
○負傷者の有無を確認していますか。
○負傷者の応急措置を実施していますか。
○施設被害の全体像の把握と周辺の防災情報の収集をしていますか。
○利用者等に定期的に情報提供していますか。
○避難の実施が困難な場合は地域住民や企業、学校等に応援要請していますか。
○避難誘導を開始する前に点呼し、統括責任者に報告していますか。
○担架、車いす、スリッパ、ヘルメット、ロープ、プラカード、ゼッケン、非常持ち出し品、救護用利用児童一覧、緊急時連絡、引き渡しカード等必要品の準備をしていますか。
○避難後、家族等に現状を報告していますか。
○責任者は市役所等に連絡、報告、相談の連絡が入れられる場合は入れてますか。
○ラジオ、テレビ、市町、警察、消防等の施設内外から情報を入手できる体制を整えていますか。
○職員の役割分担を確認していますか。
○台風通過時の土砂崩れ、河川反乱等への備えをしていますか。
○利用児童が施設外へで勝手に出たりすることがないよう、できるだけ目が届く場所にいてもらえるようにしていますか。
○必要な医薬品、衛生材料を準備していますか。

0710158_20230902171906_596_P_Pit_Blog_00.webp

年度始め
・事業所内外の安全点検に関する年間スケジュールを定める。
​・リスクが高い局面や緊急時の行動マニュアルを策定(見直し)し、職員間に共有、必要に応じ、提示すること。
・各種訓練等(災害・救急対応・不審者対応・119番通報)の実施に関する年間スケジュールを定める。
・職員の採用時(中途採用も含む)の研修機会確保のため、オンライン研修等の手段をあらかじめ把握する。
・保護者様に事業所での安全対策を共有するとともに、家庭内での安全教育の実施を依頼する。
・利用児童への交通安全を含む安全指導のため、地域の関係機関とも連携し、障がい別の指導方法を定める。
・新しい利用児童の特性を全事業所で把握し、理解を深める。


6月頃
・水遊び、プール活動のマニュアルを職員に再周知・共有するとともに熱中症対策等の研修を行う。

11月頃
・降雪時当の事業所外での活動についても職員に再周知・共有するとともに、必要に応じてマニュアルを作成、見直す。

随時
・ヒヤリハット事例の収集・分析
ヒヤリハットについては、重大事故が発生する組織内の仕組みを整えたうえで、報告しやすい雰囲気作りが重要である。
報告のあったヒヤリハットについては、重大事故が発生するリスクについての要因の分析を行い、対策を講じる。
定期的な職員研修の場を活用して、安全対策について考える良い機会であることを念頭に置き、職員への情報共有、周知を行う。
​全職員がなかなか一度に集まれない事業所に関しては、回覧や掲示板等のツールを活用し周知・共有を図る。

障がいの特性と個々の子どもの理解
 それぞれの子どもの障がいの特性、発達、興味関心等を理解することは、危険の予測や事故防止につながる。視覚障害、聴覚障害、盲ろう、知的障がい、
発達障がい、精神的に強い不安や緊張を示すこども、肢体不自由のこども、病弱、身体虚弱のこども、医療的ケアが必要である場合、重症心身障害のあるこども、虐待等の不適切な養育を受けた子供等、障がいや特性、こどもの発達に応じて理解を深め、それぞれの子どもについて各職員に共有し、安全管理に関する意識を高め、ひとりひとりが責任感をもてるようにする。


所在確認・見守り・人数確認

その場以外のことに興味や関心がある場合、その場にいることに何らかの不快を感じた場合等、何らかの理由で活動や集団から離れてしまうことがある。
子どもの興味関心等を普段から把握し、事前に子供の行動を予測するといった予防策を行うことで事故の帽子につながるが、所在不明、飛び出し、置き去り等は状況によっては重大な事故につながるkとおもあり、事故が発生した時点で早急に対応することも含めたさらなる対応を事前に決めておく必要がある。

※人数確認を徹底する
子供の所在は絶えず把握しておくこと。把握できるよう職員間で連携し大きな声を出し合うこと。
※人数確認は、名前で必ず確認し、その場を管理しているものに報告する等を行う。
​※屋外活動の時には、一人の職員があらかじめ把握できる子どもの人数、グループ分けを決めておき、さらに全体を把握する職員を置き、子どもにとって事故につながる危険がある出入口等を常に確認し、死角になりそうな場所を瞬時に把握する必要がある。人数の確認等は職員は把握の責任のあるグループのほか、全体を把握する職員の協力も得て、特に重要な場面ではダブルチェック体制をとる。

<事故発生時の対応>
1厳守事項
​ ①子どもがいないことに気が付いたら大きな声ですぐ周りに伝える。
 ②残ったこどもを担当する職員以外は事前に決められた事項に沿って捜索する。
 ③事業所内に本部を設置し、対応の責任者を置く。
 ④警察にすぐに連絡する。
 ⑤保護者の方に連絡し、状況を説明する。

2捜索の手順
 ①気づいた職員はすぐに大きな声で近くの職員に伝え、事業所に連絡する。
 ②いなくなったことを聞いた職員は次々に伝言していく。
 ③事業所内で、事前に協議されている事故対応の責任者、警察、保護者へ連絡する。
​ ④事業所等内の場合は他の子どもの安全を確認するとともに、緊急事態であることから他のこどもの把握漏れがないよう、玄関、テラス、窓からのこどもの
  出入りを職員が管理する。
 ⑤事業所等外で活動している場合は、すぐに残っているこどもを一か所に集め、事業所に帰る
{警察への連絡}
 ①こどもが行方不明になって、○分経っても見つからないと連絡する。
 ②いなくなった子供の情報(氏名、年齢、服装、最後に確認した場所と時間、行方不明の時の状況、好きな場所、特徴ある言動や行動、身長、体重、など)
  知りえる情報を全て伝える。
 ③事業所に残った職員以外は事前に決められた事項に沿って捜索に出る(車チーム、自転車チーム、徒歩チーム)
 ④創作の状況は常に事故対応の責任者に情報を入れ、捜索に出ている職員全員に共有する。(携帯を必ず持っておく)
 ⑤いなくなったこどもを見つけ保護した時には、すぐに事故対応の責任者に見つけたこと、発見した場所、状況、怪我等の有無を確認し、保護者、警察、
  事業所に連絡すr。
​ ⑥警察、保護者対応をする。

転倒・落下
​ 
 弱視や、視覚狭搾、歩行不安定、多動、感覚遊びなど突発的な行動への配慮が必要なこども、安全への理解が難しい子供等については、移動時や活動時等に
 点灯や遊具から落下する等の事故に対して特別な配慮が必要である。
 遊具の使用には細心の注意を払い家具からの落下、窓からの転落等、予期せぬ事故も起こりうることから、普段から職員間で共有し予防に努める必要がある。

 <安全管理のポイント>
 ※遊具、窓等の安全確認、点検は安全計画で位置づけ、担当を決め定期的に安全確認をする。
 ※こどもの状態に応じて、転落や窓からの飛び出し等の危険等ある場合は、事前に保護者の同意を得たうえで、まどからの飛び出しや転倒を防ぐため、開閉や
  鍵の工夫をする等配慮する。
 ※転倒した際に重大な事故につながらないように物理的な安全対策をするとともに環境整備や片付けを徹底する。
 
<事故発生時の対応>
 ※事故発生時には、怪我等の緊急度に応じて、誰が何をすべきか、わかりやすく具体化した手順書を事前に作成し、見やすい場所に掲示しておく。
 ※全職員が緊急時にすぐ対応できるよう、手順書の内容や提示場所は研修や日常的な確認により、全職員が把握しておく。
 ※けがの状態は職員1人で判断せず、医療機関に受診することも含め軽度と思われるけがでも管理者に報告する。

<緊急度が高いと思われる場合>
 ※事前に決めている役割分担に基づき、ただちに対応する。
 ※管理者へ報告する。
 ※必要に応じて、心肺蘇生・応急処置を行う(AED設置すみ)動かせる場合は怪我をした子供を安全な場所に移動させ、さらなる怪我を防ぐ。
 ※保護者に事故の発生についてただちに連絡し、現在わかっている事実を説明する。病院受診の了解を得、付き添いが出来るかを確認する。
  保護者の付き添いがない場合、状況説明し、支持に従って誠実に対応する。
 ※医療機関を受診する。かかりつけ医をアセスメントで聞いている場合そちらを受診する。
 ※事後の状況を的確に把握する。

 ※こどもの生命と健康を優先し、救急車と保護者どちらを先に連絡するかはその時に判断する。
 ※受診の判断に迷う場合は受診する。
 ※職員は自己の状況や子どもの様子に動揺せず、子どもの不安を軽減する対応をする。

 危険物
 <安全管理のポイント> 
 ※ハサミ、カッターなど危険な物は、こどもの手の届く場所に置かず、規定の場所に置き管理する。
 ※刃物類を使うときは職員が寄り添う(本来の目的とは違うことで使う可能性を考慮)
 ※シュレッダー当は、使用後必ず電源を切り、コンセントを抜く。
 ※ガラスや食器が割れた時は掃除機をかけ、割れた破片は新聞紙に包み、テープで止めて、割れ物と記載して、割れゴミ箱に入れる。
​ ※洗剤、ハイターなどの薬品類に配慮が必要な場合は、こどもの手に触れない所に保管し、規定の場所で管理する。
 
 送迎
 <送迎者への置き去り>
 送迎用バスの降車時に、運転手、乗務員ともに、送迎用バスに子供が残っていないか確認をおこなうことや乗車時、降車時の人数確認等の手順を
​ 決めておくことが重要である。
 
               →
    現在カラフルで使用している
​    車内乗降りチェックシート



  



​                                                   事業所内全車内に設置済。
                                                   一番後ろに設置しており、 
                                                   エンジン切れたと同時にブザー音が鳴り、
                                                   一番後ろに職員が移動し、押さないと鳴りやま
​                                                   ないシステムです。
                             
                   
                                      
 ※送迎を誰が担当して、確実に見落としを防ぐことが重要であり、キャンセル等も乗車前に把握し、毎日チェックシートを全車内に設置し、記入して          
  見落としがないか運転手、同乗者で確認を行う。
 ※送迎における子供の安全確保のため、には、全職員・関係者が共通認識を持って取り組むこと。
 ※安全管理を徹底する体制については、定期的にかくにんを行う必要がある。
 「事前準備」
 ・出席管理者は、当日の出欠を確認し乗車名簿に反映する。
 ・出席管理責任者は、乗車名簿を運転手、同乗職員、当日勤務職員と共有する。

 「乗車時」
 ・同乗職員は、子供の顔を目視し、点呼等し乗車を確認する。
 ・同乗職員は、乗車場所に乗車すべきこどもがいない場合や乗車しないはずの子どもがいる場合などは、
  速やかに出席管理責任者に確認、連絡する。
 ・連絡を受けた出席管理責任者は、保護者に速やかに連絡して確認する。

「降車時」
 ・同乗職員は、子供の顔を目視し、点呼等し、降車を確認し、記録する。
 ・運転手は見落としがないか、車内の先頭から最後尾まで歩き座席下や物陰などもふくめ一列ずつ車内全体を見回り確認する。
 ・ブザーが故障している場合も考慮し、ブザーを過信しない。

​ 車内の安全と車両事故
 <事故発生のポイント>
  送迎中は、車内での子供同士のトラブルやシートベルトの着用等、車内での安全への配慮が必要である。
  また、どんなに注意しても交通事故が起こることがあることから、交通事故が発生した時の対応も事前に計画されているとよい。

 <安全管理のポイント>
  ※管理者は、運転する職員の体調を把握するように努める。
  ※安全運転による安全管理についての研修を行う。

 <事故発生時の対応>
  ※事故発生時の対応について車内に車両事故発生時のマニュアルを常備しておく。
  ※事故発生直後、まず健康状態の確認をし、その後すぐに報告する。
   ①被害者、けが人の救護
   ②119番、110番、事業所への報告
   ③別の車での送迎を再開させる準備を行う
   ④相手方の連絡先を聞き、事業所等の連絡先を報告する。
   ⑤保険会社へ連絡する。

  ※落ち着いた対応を心掛ける。
  ※保護者へ連絡をする。特に外傷が見られなくても、むち打ちの場合もあるため、一晩様子を見てもらうようにお願いする。

​ 誤嚥(玩具、小物、薬品等)
 <事故発生のポイント>
  玩具等の異物を口に入れてしまう場合がある。そのことによって誤飲・誤食・異食(飲食物ではないものを食べたり飲んだりした)
  してしまう場合がある。年齢や障がいの特性に応じた玩具の選定・物品の管理等が重要であるぶ

 <安全管理のポイント>
  ※口に入れると、咽頭部や気管が詰まる等窒息の可能性のある大きさ、形状の玩具や物については、室内においたり、手の届く場所には置かない。
​  ※手先を使う遊びには、部品が外れない工夫をしたものを使用するとともに、その子供の行動に合わせたものを与える。
  ※窒息の危険性があった玩具やこれまでに窒息事例があるものと類似の形状の玩具等については、事業所等内で情報を共有し、除去することが望ましい。
  ※子供の口に入る大きさ(直径約4センチ未満)のものを回りに置かない。

 <事故発生時の対応>
​  ※異物を飲み込んだ時、はかせる、水や牛乳を飲ませるなど、原因物質ごとに適した処置を行う必要がある。
  ※異物を飲み込んだ可能性のある時は、すぐに報告する。
​  ※保護者に連絡し、必要に応じて医療機関を受診する。
​  
 食事
 <アレルギーについて>
  ※アセスメントの際にアレルギーについては事前に親御様から聞き取りを必ずする必要がある。
   この際、除去食または代替え食による対応が必要である。
  ※事業所では、家庭で取ったことのない食べ物は基本的に与えないことが望ましい。
  ※エピペンはすぐに使える場所で管理する。
  
 プール、水遊び
 ※プール、水遊びを行う場合は、監視体制の空白が生じないようにプール活動、水遊びのリーダーを監視者とし、配置スタッフに役割分担を明確にする。
 ※事故を未然に防止するため、プール活動に関わる職員に対して、子どものプール活動・水遊びの監視を行う際に見落としがちなリスクや注意すべき
  ポイントについて事前教育を行う

 ※監視者(リーダー)は監視に専念し、全体を把握できる場所にいる。
 ※動かない子供や不自然な動きをしてる子どもがいないか監視する。
 ※十分な監視体制の確保が出来ないと判断した際はただちにプール活動を中止させる。
 ※時間的余裕を持って活動を行う。
 ※事前に子どもの体調、前日の睡眠時間、天候等を配慮して活動するかを決める。
​ ※プール活動後に目の充血、耳の違和感、体調など監視する必要がある。

 
 外遊び、外出活動

 ※事業所等において、散歩等の外出活動を行うことは子どもが身近な自然や地域社会の人々の生活にふれ、豊かな体験を得る機会を設ける上で
  重要ですr。

 ※外出活動を行う際には子供の特性や発達やその日の状態を把握し、一人ひとりの子どもにとって無理なく充実した体験になるよう個別支援計画に
  基づいて行う必要がある。

 ※事故防止のために、日常的に子供たちの様子を把握し室内と室外とでは動きも違うことを念頭にいれ、過信しない。
  
 ※子供が交通安全の習慣、危険認知(例道路の端を歩くこと、急に走り出さないこと、交通状況をかくにんすること、手を繋ぐことが出来ること)を身に
  つけることが出来るように日常の生活における具体的な体験を近くへの散歩やお出かけで様子を見ておき、交通ルールに関心を持ってもらう療育等
  も取り入れ、適切な支援が出来るように繰り返し支援することが求められる。




​                                     ←事業所内で作成している外出計画表











マニュアルについて(作成済・事業所内事務所キャビネット内保管)
 
 業務継続計画書マニュアル

 避難訓練マニュアル

 消火訓練マニュアル

 安全計画マニュアル

 衛生管理等感染症予防・まん延防止マニュアル

 虐待防止指針マニュアル

 身体拘束等の適正化のための指針マニュアル

 非常災害マニュアル

 避難確保計画マニュアル

 非常災害対策に関する具体的な計画マニュアル

 文書・書類保管マニュアル

 個人情報保護規定等の策定マニュアル

 苦情対応マニュアル

 ハラスメント研修マニュアル 

 

IMG_4084.jpg

放課後等デイサービス

​相談支援事業所

​カラフルハウス向島

放課後等デイサービス

COLOFUL HOUSE FUJINOMORI

放課後等デイサービス

からふるはうす まるまち

〒612-8121

京都市伏見区向島善阿弥町53-1

TEL 075-612-5121

FAX 075-612-5126

 

〒612-0029

京都市伏見区深草西浦町7-74

ウェルネスビル3F

TEL 075-646-5535

FAX 075-646-5536

 

〒612-8131

京都市伏見区向島丸町36-17

 

TEL 075-632-9340

FAX 075-632-9341

 

© 2023 by Alphabet. Proudly created with Wix.com

bottom of page